【施工事例5選】対面キッチンの奥行き違い|740/800/930/960/1000mm

【施工事例5選】対面キッチンの奥行き違い
740/800/930/960/1000mm

【施工事例5選】対面キッチンの奥行き違い|740/800/930/960/1000mm

対面キッチンに、リビング収納を作るプランが人気です。その理由は「リビングが散らからないようしたい」「キッチンに行かなくても、グラスや小皿をすぐに取り出せると便利そう」など様々。

この理由によっても、使いやすいリビング収納は変わってきます。ポイントは、住まい手が収納したいものが何かということ。それを出し入れしやすく、納まる奥行きです。

今回は、キッチンのベースキット「キッチン・キット」をもとに、ライフスタイルに合わせて作ったキッチンの使いやすいリビング収納の奥行きと、天板のサイズをレポート。6つの施工事例をとおして、なぜそのサイズにしたかを解説します。

住まいの満足度を上げるリビング収納をつくる際の参考にしてください。

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対面キッチンの奥行き事例1:740mm

対面キッチンの奥行き事例:740mm

約100mmのスリムなリビング収納で、コップやワイングラスがすっきり

最初にご紹介するのは、家具デザイナーの小泉誠さんが設計した住宅のリビング収納です。

キッチンは、幅2550mm×奥行き740mm(特注)のI型キッチン・キットを採用したペニンシュラキッチン。

対面キッチンの奥行き事例:740mm

小泉さんは、特注で奥行き720mmの標準タイプを20mm伸ばし740mmに。

これによりダイニング側に、奥行き約100mmの収納スペース(写真)が生まれました。

対面キッチンの奥行き事例:740mm

通常、I型キッチンの奥行きは650mm。そこから、少し伸ばしただけで、100mmのリビング収納を実現できるのです。

これならダイニング側のスペースは、さほど削られず、家事効率もスムーズになります。

リビング収納:奥行き100mmのメリット

スリムですが、グラスや湯呑みといった食器やカトラリー類は、ほぼ収納できます。ワインボトルやティッシュボックスも立てて収納できる奥行き。すぐに取り出せて便利です。

さらに、内部にコンセントを用意しておけば、スマホやタブレットの充電基地にも。目障りなコード類も隠せます。

対面キッチンの奥行き事例2:800mm

対面キッチンの奥行き事例:800mm

150mmのリビング収納なら、小皿や一升瓶、文庫本も納まる!

2つ目の事例は、千葉を中心に活躍するアトリエ24一級建築士事務所の飯沼竹一さんが設計した住宅の造作キッチンです。

キッチン本体のサイズは幅2700mm×奥行き800mm。ワークトップには、ekrea Partsでも人気の「オーダー ステンレス キッチン天板」のバイブレーション仕上げを採用しました。

対面キッチンの奥行き事例:800mm

キッチンの奥行きを800mmにしたことで、リビング側には奥行き約150mmのリビング収納を実現。

対面キッチンの奥行き事例:800mm

三分割した収納スペースには、リビングでバータイムを楽しめるよう、お酒とグラス、そして、すぐに取り出したい薬を収納しています。

リビング収納:奥行き150mmのメリット

この奥行きがあれば、取り皿・小皿(120~150mm)、一般的なカップ&ソーサーは並べて置けます。また直径が約105mmの一升瓶も余裕。

100mmでははみ出してしまう文庫本やマンガ本、CDケースも、きれいに面を揃えて収納できます。

対面キッチンの奥行き事例3:930mm

対面キッチンの奥行き事例:930mm

250mmの奥行きがあれば、メインのお皿や救急箱も収納できる!

3つ目の事例は、栃木県で人気の工務店COMODO建築工房の石川弘樹さんが設計した自邸のキッチン。石川さん自ら図面を描き、家具屋に依頼した造作キッチンです。

アイランド部分にシンク、壁側にコンロを配したⅡ型プラン。アイランド部分は幅2100mm×奥行き930mmに。天板には、レッドオークの横はぎ材を使用し、シンクにはEシンク採用しています。

ちなみにキッチン・キットでも、このサイズのステンレス天板は、特注で対応可能です。

対面キッチンの奥行き事例:930mm

キッチンは玄関とリビングの間にプラン。リビングへ抜ける通路側に、収納を設けています。

対面キッチンの奥行き事例:930mm

天板の奥行きを930mmにすることで、約250mmの奥行きのリビング収納が作れます。

玄関にも近い位置あるので、リビングやダイニングで使うものだけでなく、お出かけ前に必要な小物類も収納にも役立ちそうです。

リビング収納:奥行き250mmのメリット

奥行きが250mmあれば、メインの肉・魚料理やパスタ・カレーを盛る8寸皿(240mm)も納まります。また、市販の収納グッズを使って、比較的ラクに整理できます。標準サイズの救急箱もジャストフィット!

対面キッチンの奥行き事例4:960mm

対面キッチンの奥行き事例:960mm

280mmの奥行きがあれば、A4ファイルやボックスも収納できる!

4つ目の事例は、参創ハウテックのスタッフの自邸です。

若い夫婦が2人目の妊娠を機に、住んでいる賃貸住宅よりも広い、築19年、70㎡3LDKの中古マンションを購入、リノベーションした事例です。

引き渡し当初は壁付のL型キッチンでしたが、子どもを見守れて、もっと使い勝手のいいキッチンにしたいと、収納たっぷりのⅡ型キッチンプランに。

コンロ側(壁側)は、スタンダードな幅2550mm×奥行650mm。シンクのあるアイランド部分は、左右の通路幅を確保するため、幅を1800mmに。そして、奥行きは900mmタイプから60mm伸ばし、960mmという特注のサイズです。

対面キッチンの奥行き事例:960mm

ekrea Partsでは、キッチン・キットの奥行き900mm用に、オプションでリビングキャビネットをご用意しています。

ただ食器収納をイメージしたものなので、収納するモノによって、使い勝手が微妙になるケースもあるかも知れません。

対面キッチンの奥行き事例:960mm

リビング収納に子どもたちが読む、絵本や図鑑を収納したいと考えていました。さらに、学校からのお便りを整理するA4のクリアファイルや、文房具や小物類をしまうボックスも、この場所が定位置になればと考えていたのです。そこで造作で60mm伸ばしたリビング収納を設置することにしました。

「ふだん使うものがここに収納できるので、リビングやダイニングに出しっぱなしにしないですんでいる」と、住まい手も大満足です。

また、60mm伸ばしたことで、シンク前にも余白が生まれ、汚れた食器類を一時置きできています。おかげで、食後の片付けもスムーズに。

リビング収納:奥行き280mmのメリット

奥行きが280mmあれば、A4クリアファイルが収まるケース(240-250mm程度)や文房具や小物の収納ボックスも納まります。リビングで遊ぶ子供たちも片付けやすいです。

対面キッチンの奥行き事例5:1000mm

対面キッチンの奥行き事例:1000mm

奥行き約300mmはリビング収納の完成形。ただし圧迫感に注意

こちらは、家具工房からスタートし、今では住宅や店舗の設計・施工、アート販売も手がける、KITORIの山上一郎さんがリノベーションした住宅のキッチンです。

対面キッチン部分にはキッチン・キットのステンレス天板(幅2400mm×奥行き1000mm・特注)のⅡ型キッチン(シンク部)、奥の窓側には、同じくステンレス天板(幅1300mm×奥行き650mm)のⅡ型キッチン(コンロ部)を配置したL字型のキッチン。

対面キッチンの奥行き事例:1000mm

リビング側には、家具職人でもある山上さんが、家の雰囲気に合わせて、ステンドガラス用のガラスをはめ込んだリビング収納を造作。

対面キッチンの奥行き事例:1000mm

扉の中の棚板の奥行きは300mm。このサイズなら、お皿はほぼ収納可能。

対面キッチンの奥行き事例:1000mm

一部は引き出しにして、上部は棚に。この場所に収まるよう、山上さんが製作した箱が、薬箱や学校からのお便りボックスとして大活躍しています。

リビング収納:奥行き300mmのメリット

これだけの奥行きがあると、パーティ料理を盛る大皿も納まります。また、収納整理に便利なA4サイズのファイルボックスも使えることは、大きなメリット。学校からのプリントや取扱説明書もきれいに収納できます。

さらに、リビングで散らかりがちなオモチャや、カバン類の収納場所にすることも可能。

ただし、LDKにある程度面積や気積(吹き抜けなど)がないと、圧迫感がでてしまう可能性があります。

番外編:奥行き650mm+造作リビング収納

対面キッチンの奥行き事例:奥行き650mm+造作リビング収納

奥行き650mmのキッチン+造作家具でハイブリットなリビング収納

ここまで、天板の奥行きを延ばすことで、ライフスタイルに合ったリビング収納ができた事例をご紹介してきました。

もう一つの考え方として、標準的な奥行き650mmのキッチンと、造作家具のハイブリット「リビング収納」もご紹介しましょう。

対面キッチンの奥行き事例:奥行き650mm+造作リビング収納

これは新潟市の総合建築会社・池田組の住宅部門LOCAL LIFE STANDARDが手がけた「宝地町モデルハウス(長岡パッシブハウス)」のキッチンです。

キッチンは、キッチン・キットの幅2550mm×奥行き650mmのI型キッチンを採用して造作。リビングに向かう通路側に家具工事で、一段高い奥行き500mmのリビング収納をつなげたプランです。

上部をカウンターとして使え、キッチンで作業する手元を隠す役割も。同じ材で、扉の面材や袖壁を揃えたことで、一体感が生まれました。

リビング収納:奥行き450mmのメリット

奥行き450mmは、一般的なキッチンカウンターと同じ。今まで紹介してきたものに加え、季節家電や大型の調理家電も収納可能です。

また、アイロン台などのかさばる家事アイテムも、余裕で納まる広さ。大物も隠して、LDKをすっきりさせたいという希望にはフィットします。

ただし、奥行きは1150mm(650mm+500mm)。LDKが窮屈な印象にならないか、検討が必要です。

キッチン・キットとオーダー天板を組み合わせる

オリジナルキッチンを作るなら、キッチン・キット

扉材を取り付けるだけでオリジナルキッチンが完成!

ekrea partsの「キッチン・キット」は、キッチンに必要不可欠なカウンター(天板)とシンク、キャビネットがセットになったベースキット。

現場で扉材や側板を取り付けるだけで、オリジナルキッチンが完成します。

オリジナルキッチンを作るなら、キッチン・キット

ベースのキットは、I型キッチン、Ⅱ型キッチン(シンク部)、Ⅱ型キッチン(コンロ部)、カップボードの4種類。

天板なしでご注文いただけ、ekrea Partsの「オーダーキッチン天板」で希望のサイズの天板を合わせて注文し組み合わせ、リビング収納だけ部分的に造作すれば、これまで紹介してきた事例のようなオリジナルキッチンが作れます。

この使い勝手の良さから、キッチン・キットは、おかげさまで多くのみなさまからご評価いただき、全国200社以上の設計事務所様、工務店様にご採用いただいております。

作業スペースだけでなく、収納にも合わせた奥行きに

対面キッチンにするなら、作業スペースだけでなく、収納にも合わせた奥行きに

今回はライフスタイルに合わせて作った、使いやすいリビング収納の奥行きと、天板のサイズを事例と併せてご紹介してきました。

作業スペース・収納スペース・リビングダイニングとのスペースとのバランスを取るのが難しいですが、少しでもキッチンづくりの参考になれば、嬉しいです。

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