洗面空間を格上げ&満足度アップ!知っておきたいフロート洗面台「4つの魅力」
洗面空間を格上げ&満足度アップ!
知っておきたいフロート洗面台「4つの魅力」

ライフスタイルが多様化するなか、洗面所にこだわりを持つ住まい手が増えています。そのなかで特に注目が集まっているのが、フロートタイプの洗面台です。
その背景には、軽やかでスタイリッシュなデザイン、狭い空間でも圧迫感を感じさせない、ライフスタイルに合わせられるなど、様々な理由があります。 住まい手の心をつかんで離さないフロート洗面台の「4つの魅力」と、デメリットの解決する方法を詳しく解説します。
目次
フロート洗面台が支持される4つの魅力

都市型の狭小住宅では、洗面スペースを広くとれません。ですから、通常のキャビネットがあるシステム洗面台を採用すると、窮屈な印象になりがちです。
また、広さを確保できたとしても、カウンター下が白いメラミン化粧板のキャビネットだと、インテリアとしてはおもしろみのない空間になってしまいます。
こうした洗面所の不満を解決するのがフロート洗面台です。
魅力1)理想のインテリアを実現できる!

フロート洗面台のいちばんの魅力は、デザイン性の高さです。床や壁のテイストと合わせれば、空間になじませることができます。おしゃれにコーディネートすることで、洗面所という空間がワンランク上の場所に!
また、フロート洗面台なら、洗面台の下の余白スペースを、自由にカスタマイズ可能。例えば収納ケースやバスケットのサイズに合わせて棚を造作すると、見た目も使い勝手もアップします。
魅力2)狭さを感じさせない空間を実現できる!

できるだけ床を見せることで、部屋はより広く感じられます。床から浮いているフロート洗面台は、洗面台の下まで床がつながっていきます。ですから、洗面室を狭く感じさせない工夫としても有効。
開放感のある空間は、住まい手の住み心地のよさにもつながります。
魅力3)掃除がラクで清潔な状態を維持しやすい!

床置きタイプの洗面台だと、床付近に髪の毛やホコリがたまりがちです。掃除をしてもきれいに取りきれません。湿気がある場所なので、こびりついてしまったり、ニオイの原因になったりすることもあります。
しかし、洗面台の下が空いているフロートタイプなら、ホコリがたまることもこびりつくこともありません。掃除がラクで、きれいな状態をキープできます。ロボット掃除機が自由に行き来できるのも、うれしいポイントです。
魅力4)ライフスタイルに合わせて洗面台の下を活用できる!

洗面台の下の空間は、棚を作って収納に使う以外にも、ライフスタイルに合わせて様々な使い方ができます。
例えば、洗面台で座ってお化粧をしたい場合、使っていない椅子の置き場所に困ります。しかし、フロート洗面台にすれば、下の部分に椅子が収まるので出っ張ることもありません。
また、洗面室ではゴミ箱の置き場にも悩みがち。洗面台の下が空いていれば、格好の置き場所になります。
それ以外にも、家づくりで悩むロボット掃除機の充電基地にすることも可能。洗面台の下に床置きタイプの洗面台にはない可能性があるのです。
知っておきたいフロート洗面台のデメリット
メリットの多いフロート洗面台ですが、もちろんデメリットといえることもあります。おもなデメリットは、以下の3つです。
デメリット1)施工には技術が必要
フロート洗面台は、壁だけで固定するため、施工に技術が必要です。また、壁の強度や配管の位置によっては、追加工事が必要になることも。
デメリット2)価格が高くなりがち
フロートタイプのシステム洗面台だと、デザイン性や機能性が高い分、一般的な洗面台に比べて価格が高くなる傾向があります。
デメリット3)収納が少なくなりがち
床置きタイプの洗面台と比べると、収納スペースが少なくなってしまうこともデメリットと言えるでしょう。特に、洗剤やタオルなどのストックが多い家庭では、収納不足を感じる可能性があります。
フロート洗面台には「フレックスシンク」がおすすめ
デメリットのなかでも、施工の難しさ、価格が高くなりがちといった課題は、ekrea Partsのボウル一体型洗面カウンター「フレックスシンク」を採用すれば解決できます。
それだけではありません。フロート洗面台の魅力を、さらに引き立てることもできます。
特長1)マットな人工大理石が上質な洗面台を演出

「フレックスシンク」は、人工大理石を使用しています。そのマットな風合いと、一体成型ならではの継ぎ目のない滑らかなフォルムが、上質な雰囲気を醸し出します。
気になる価格ですが、製造工程を工夫したことで、お買い求めやすい価格でご提供できます。
特長2)サイズオーダーでぴったり!理想の幅を実現

「フレックスシンク」は、最大1800mmから左右1mm刻みでオーダー可能。例えば上のハイバックタイプの場合、最小で幅600mm(ボウル幅+左右50mm)まで、設置したい場所に合わせてオーダーいただけます。
空間にぴったりなカウンターが設置できます。特にスペースに制限されやすいリノベーションにはおすすめです。
※オーダー可能な幅はタイプによって異なります。
特長3)制限内であればボウルが寄せてメイクスペースも作れる

サイズオーダーができ、おさまりのいいフロート洗面台が作れる「フレックスシンク」。制限内であれば、写真のようにボウルを寄せてメイクスペースを作ることもできます。
特長4)カウンターのバリエーションが豊富!

上図のように「フレックスシンク」には、ハイバック、フラット、ソリッド、ウェーブ、コンパクトと5つのタイプがあります。ですから希望の洗面デザインや住まい手の様々な要望にも応えることができます。
特長5)オプションのブラケットを使えば施工も簡単!

「施工には技術が必要」という問題ですが、オプションの専用ブラケットを使えば、フロート洗面台の取り付けは簡単にできます。
※奥行D600mmのハイバックタイプ/フラットタイプ/ソリッドタイプのみ対応
収納を増やすには「洗面化粧台セットCrema(クレマ)」という選択も!

フロート洗面台のデメリットと考えられている収納問題。これを解決するには、洗面化粧台セット「Crema」がおすすめです。
「Crema」は、洗面カウンターとキャビネットを、組み合わせることができる商品。幅は3サイズから選べ、カウンター形状はハイバックとフラットから選べます。フレックスシンクと比べると、サイズの自由度は限られますが、収納を増やすことができます。

上図のように、カウンターに前幕板のみを取り付け、カウンター下はフルオープンの「Plan-a」。 カウンター下をすべて引き出し収納にした「Plan-b」。洗面ボウル下を収納にした「Plan-c」。洗面ボウル下をオープンにした「Plan-d」などがあります。
「Plan-c」や「Plan-d」のように一部にキャビネットを付けたタイプを選べば、フロート洗面台のような雰囲気に。収納問題の解決に有効な商品です。
フロート洗面台で暮らしにフィット

多様化するライフスタイルのなか、要望として増えているフロート洗面台。フレックスシンクとCremaを使えば、施工や価格に悩まず、フロート洗面台が作れます。
住まい手の満足度にダイレクトにつながる商品、家づくりの提案にご検討ください。
また、ekrea Partsでは、造作洗面台のための洗面カウンターとしてフレックスシンクの他にも、「セミオーダー洗面カウンター」をラインナップしています。
こちらもボウル一体型の人工大理石カウンターです。制限のあるフレックスシンクよりも、よりフレキシブルにサイズやボウルの寄せを指定することができます。
2商品の違いや、フレックスシンクのバリエーションについては下の記事で解説しています。希望の造作洗面台をつくるために活かせるか、ぜひチェックしてみてください。

ボウル一体洗面カウンター
FLEX SINK(フレックスシンク)
Flex Sink(フレックスシンク)は、洗面ボウルとカウンターが一体型になった洗面カウンター。こちらを使い勝手良く、また、インテリアに合わせたキャビネットの上に乗せれば、オリジナルの造作洗面台の出来上がりです。