カップボード2つで収納たっぷり&広々!使いやすさ抜群のキッチンに

カップボード2つで収納たっぷり&広々!
使いやすさ抜群のキッチンに

最近のキッチンプランでは、パントリー(食品庫)をつくるケースが増えています。しかし、限られたスペースにつくると、キッチン自体が狭くなってしまうことも。そこで検討したいのがカップボードです。壁面いっぱいにうまく配置すれば、パントリーに負けない収納を確保することも可能。今回はekrea Partsキッチンキットのカップボードを2つ設置したお宅を訪問しました。さっそくレポートします。

キッチンの背面にはW2140mmの収納力抜群のカップボード!

今回おじゃましたのは、都内に小学生のふたりお子さんと暮らすSさんのお宅。2階に上がると、ハイサイドライトから光が降り注ぐ、気持ちのいいLDKが広がります。

「人を招くのが好きなので、そういういうことができる家を、建ててほしいとお願いしました」(ご主人)

設計を担当したカサボン住環境設計の田村さんは、キッチンに立っているときでも、リビングやダイニングにいる人たちとの会話に参加できる対面式キッチンを提案。

キッチンの背面の壁と、入り口にある側面の壁にekrea Partsキッチン・キットのカップボードを配置。背面部分のカップボードはW2140×D650mm。キッチンの高さと合わせたH850mmの引き出し部分には、普段使いの食器や保存容器、ホットプレートなどがきれいに収納されています。

「食洗機にかけた食器を、出してそのまましまえるんです。調理したらすぐに取り出して、出来上がった料理を盛れるのもラクでうれしい」と奥さま。

いちばん上の引き出しと二番目の引き出しには、よく使う食器類を収納。

大皿類は、深さのあるいちばん下の引き出しに収納。

キッチン背面の引き出しはW750mmが2列と、W600mmが1列。どの列も、使う頻度の高いモノを上段に、比較的よく使うものの、重量のあるホットプレートなどは下段に収納しています。

とかく置き場所に悩むオーブンレンジや炊飯器といった家電類は、集成材を張ったカウンターの上に。キッチンに立っているときは、振り返ればすぐにご飯をよそったり、温めたりできるので、使いやすさも抜群です。

そして、カウンターの上にある吊り戸棚を、パントリー代わりに。たまにしか使わない卓上コンロや、ガスボンベのストックもこの場所に。

ストック用の調味料や乾物類を取り出しやすいようにカゴに分けて収納しています。

キッチンの入り口にもカップボード。だからモノがあふれ出ない!

さらに、キッチンに入る側面の壁には。W1840×D650mmのekrea Partsキッチン・キットのカップボードを設置。カウンターの下にオープンスペースをつくり、ゴミ箱を収納しています。

こちらのいちばん上の引き出しには、箸やカトラリーを収納。子どもたちがここから取り出して、食事を並べてくれるそう。冷蔵庫が近いこの引き出しには、子どもたちのコップも。

吊り戸棚には、キッチン背面には入りきらない、普段はあまり使わないお重や季節の食器などを収納しています。

カップボードを2つ設置したことで、キッチンはいつもすっきり。モノがあふれるということもありません。

実はこのキッチン側面側のカップボードカウンター部分には、窓があります。そして、その向こうにはバーベキューも楽しめるバルコニーが!

そうです!このカップボードのカウンターが、お外ご飯を楽しむときに便利な、配膳口にもなっているのです。ダイニングやリビングを通らず、出来上がった料理や、冷えた飲み物はここに置けばOK!後片付けのときも、この場所があることで、とってもラクだそう。

パントリーの収納は、カップボードの長さで解決できる!

2つのカップボードを合わせると、その長さは4m!もし、パントリーをつくっても、これだけの棚の幅をとるとなると、面積もそれなりに必要になり、キッチンのスペースを圧迫してしまいます。

カップボードを2つ設置することで、パントリー並み、いやそれ以上の収納量を確保。いつもすっきりと片付いているキッチン、そしてダイニングやリビング、さらにはバルコニーとも緩やかにつながる、この気持ちいい空間も生まれました。

ekrea Partsキッチン・キットのカップボード。キッチンを、使いやすく快適にしたい人には、要チェックのアイテムです。

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