シンプルなフレームキッチンなら実現できる!理想のキッチンをつくる方法

シンプルなフレームキッチンなら実現できる!
理想のキッチンをつくる方法

キッチンというと、大手メーカーのシステムキッチンを選ぶケースが一般的。しかし、それとは異なるもうひとつのキッチンに注目が集まっています。それはステンレスフレームキッチン。ステンレスのフレームのサイズを決めれば、あとは必要なパーツを組み合わせるだけで、自分らしいキッチンが出来上がります。まるでレストランの厨房のような、美しいフォルム。料理がもっと楽しくなるキッチンのつくり方を紹介します。

システムキッチンは、本当に自分のためのキッチン!?

システムキッチンの魅力は、蓄積されたユーザーデータに基づいて開発されていること。普通に使いやすければ、それで十分という人には向いています。反面、自分のライフスタイルでは使わないものがついているとか、欲しかったものがつけられないということもあります。

また、システムキッチンは、ある意味「満足度の最大公約数」的な商品ですから、いつもスッキリしているキッチンがいいという声に応え、収納に扉がついているものがほとんどです。

しかし、使いやすさを考えると、それが果たして誰にとっても正解かというと疑問。毎日、忙しいなかキッチンに立つことを考えると、サッと取り出したい鍋やフライパンなどを、いちいち扉を開けて取り出したりしまったりするのは、ストレスになるケースもあるからです。

食やライフスタイルにこだわりのある人にとっては、ほかの人には便利だと言われても、自分にとっては不便というものもあるのです。

ベーシックな骨格をベースに〝自分らしいキッチン〟を実現

最近、料理好きな人たちの間では、ステンレスフレームキッチンが人気です。理由は、システムキッチンを選ぶより、ベーシックな骨格に、本当に必要なもの、満足できる設備を取捨選択したほうが、「自分らしいキッチン」を実現しやすいからです。

また、オールステンレスということも、大きな魅力。ステンレスは、サビに強く耐久性の高いことから、料理のプロからも圧倒的な支持を受けています。

一般的な家庭用キッチンに多い、人造大理石やセラミック系のワークトップは、汚れやシミがつきやすく、クレンザーでゴシゴシこすってもなかなかきれいになりません。さらに、その汚れが原因になって、嫌なニオイがついてしまうことも。衝撃にも弱く、固いものが当たると欠けてしまうこともあります。

それに対して、ステンレスは衝撃に強く、鍋やフライパンをぶつけても割れることはありません。鍋やフライパンの直置きこそできませんが、比較的熱にも強い素材です。

金属で汚れが染み込むこともありませんから、中性洗剤をつけたスポンジでひと拭きすればきれいに。ですからニオイもつきにくいという特長が。こうした理由から、プロのキッチンではステンレス製が人気なのです。

シンクと一体のフレームに必要なパーツを選ぶだけ

ekrea Partsのステンレスフレームキッチンは、「キッチンは、煮炊きする作業場所、必要な高さが確保できればいい」というコンセプトから誕生した商品。正直、「配管が見えるのは嫌だ」という人には向きません。しかし、レストラン厨房のようなシンプルで、機能美あふれたデザインを実現したいという人には、ぜひチェックして欲しい商品です。

そして、「自分らしいキッチン」を実現しやすいことも魅力です。シンク一体のカウンターとフレーム脚、幕板類で構成されていて、あとは以下の5つのことを決めるだけでいいからです。

  • ・対面式にするか壁付けにするか?
  • ・シンクとコンロの位置をどうするか?
  • ・奥行き650にするか750にするか?
  • ・食洗機を付けるか、付けないか?
  • ・収納オプション(ワイヤーシェルフ、スライド棚、小引き出しなど)とするか?

ステンレスフレームキッチンは木の家にも馴染む

ステンレスフレームキッチンを採用したいけれど、一般的な家で果たしてインテリアになじむのか心配、という人もいると思います。そこで、最後に築60年の木造の家のリフォームで、ステンレスフレームキッチンを採用したお宅を紹介しましょう。

こちら家では、壁付けの幅2250×奥行650×高さ850㎜、シンクが右(コンロとシンクの位置は選べる)タイプを採用。

オプションでコンロ下に鍋やフライパンを収納するワイヤーシェルフ。コンロとシンクの間の作業スペースの下には1段の引き出しを取り入れました。食洗機は採用せず、空いた場所はキャスター付きのシェルフの行き場所に。

そして、コンロと水栓を選んで出来上がったのが、このキッチンです。

住まい手は、理想通りの使いやすい、〝相棒〟みたいなキッチンを手に入れることができたと言います。そしてキッチンは、まるでこの空間とずっと一緒に過ごしてきたかのように馴染んでいます。もし、キッチンが新品のシステムキッチンだったら、ミスマッチな雰囲気になっていたはず。

ステンレスフレームキッチンは、自分らしいキッチンが実現できるだけでなく、このように新築だけでなく、リフォームの空間にも合わせることができるのです。

「自分らしいキッチン」づくりに、ekrea Partsのステンレスフレームキッチンを検討してみてはいかがでしょう。

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