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キッチン Q&A(Vol.03)

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収納についての基本的なお話「収納のサイズってどうやって測ればいいの?」

STEP 1:生活者へのヒアリング
  ・どこにどの収納を設けたいか?・所有家具(既存収納)をどこまで残すか?
・現在の収納量でどこまで満足しているか?
STEP 2:全体配置計画
  ・大まかなゾーン配置をします。
STEP 3:各収納別詳細計画
  ・何を収納するのか?
・収納物の内容とボリューム
STEP 4:詳細設計
  ・各部の寸法決定
・付加機能アップのための使用パーツ検討

奥行について

STEP 4(詳細設計)の各部寸法の中でつい見落とされがちですが収納計画において大きなポイントとなる「奥行」について考えてみましょう。
(1)奥行の基本
<奥行は浅いほど使いやすい>
 ・奥行が浅ければ扉を開けて一目で収納物が見える。
 ・奥行が浅ければ一回の動作で物が取り出せる。
 ・・・・しかし収納量の確保が難しい。
奥行を浅くして収納量を確保しようとすると平面的にかなりのスペースが必要となる。
<パーツを活かす>
 ・奥行を深くして収納量を確保する場合はスライド機能や回転機能を用いる。
 ・・・・パーツ情報が活かせます!
(2)奥行の決め方
家具の構造と内部の大まかな寸法をつかんでおくと、有効奥行寸法と有効棚板奥行寸法が割り出せます。
・ 一般的家具の断面図
  D= 家具全体の奥行
  d1= 扉厚+戸当り
(一般的には22〜25)
  d2= 有効奥行寸法
  d3= 裏板(3〜4)+裏桟(12〜20)
  d4= キャビネット全面から棚板までのクリアランス(15〜25)
  d5= 有効棚板奥行寸法
 
部位ごとにフルオーダーで奥行寸法をミリ単位で設定するのが理想的ですが、手間と経済面を考えて、大まかに3種類の奥行モジュールをもって収納用途に応じてそれを選択することをお薦めします。
基本的にはキャビネット(箱)奥行として、300mm・400mm(又は450mm)・600mmの3種類で、その時の寸法は下表のようになります。
各モジュールの有効寸法(d3=20、d4=20と想定して)
キャビネットモジュール
有効奥行
有効棚板奥行
D=300
≒260
≒240
D=400
≒360
≒340
D=600
≒560
≒540
 各モジュールにおける収納について、特徴・用途をまとめてみると、下表のようになります。
奥行モジュール
D=300
D=400
D=600
寸法的定義
キッチンウォールキャビネットの下端高さ寸法が1600以下の時の奥行寸法 出隅「尺五寸」の袖壁に納まる奥行寸法 キッチンフロアキャビネット、衣類収納用トールキャビネットの奥行寸法
対象となる収納
キッチンウォールキャビネット
浅型の食器棚
書棚
食器棚
書棚、リビングボード
玄関収納
キッチンフロアキャビネット
玄関収納用トールキャビネット
収納部位別収納可能物
キッチン収納
小型調理器具
日常用食器棚
コーヒーメーカー
オーブントースター
 等小物食器類
大型食器類
(大皿、大鉢など)
中華鍋
大型鍋等の調理器具
ダストボックス
米びつ
大型電子レンジ
大型オーブンレンジ
ホットプレート等の家電品
ビールケース
リビング収納・書棚
B5版・A4版書籍(縦)
CD、VIDEO
B4版・A3版書籍(縦)
オーディオ機器類
大型テレビ
衣類収納
下着類、タオル類の収納棚 シャツ類、セーター類の収納
ジャケット、スーツ類の収納
(スライドハンガー機能利用)
ジャケット、スーツ類間口収納
(ハンガーパイプ利用)
玄関収納
靴類の横方向収納 靴、靴箱の横収納 スライド機能利用で可

 

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