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ekrea のコンセプト CONCEPT

ekrea column vol.03

キッチンをもっとクリエイティブに!
 ライフスタイルの多様化に正比例して、キッチンを楽しむ人が増えてきました。ただ調理するだけのキッチンから、人生をエンジョイするためのキッチンへ。たとえば住まいの要となるリビングとキッチンをコラボレーションさせて、家族の輪の中で調理を楽しむリビングキッチンや、中庭とひと繋がりになったガーデンキッチンなど、自由な発想による刺激的なキッチンも登場しています
 そのスタイルの変化に応じて、キッチンをもっともっとクリエイティブな姿へとリーディングしていくのが、オーダーキッチンブランド「ekrea(エクレア)」のポリシーです。創造する喜びを感じながら、私たちはこう信じています。
「キッチンが変われば、人生も変わる」と。

エレメントは宝の山!
 ekrea(エクレア)という名前は、ドイツ語の「Element(部品)」と「Kreation(創造)」からなる造語です。直訳すれば「部品で創造すること」となります。
 私たちは多種多様なエレメントを目の当たりにする時、心がときめくのを覚えます。それが限りない宝の山のように思えて仕方ないのです。元より、キッチンは様々な部品の集合体ですから、その部品の山が、数限りないキッチンの誕生を予感させるのです。その中には、まだ私たちの出会っていないあなたのための、世界にたったひとつだけのオリジナルキッチンもあるはずです。
 宝の山からお好みのカウンターを選び、シンクやバックパネル、棚、バスケット、ストッカーなどをプラスしていくという、パズルのような作業はきっとあなたの「創造する喜び」を満足させることでしょう。
 私たちがご提案できるのは、あなたの使い方や生活習慣にマッチした高品質のオーダーキッチンです。そのekreaキッチンが、あなたがあなたの人生をエンジョイするためのツールに仕上がれば、私たちは本望です。
                                                                          2008.04.01 

 

ekrea column vol.02

 欧米では生活者にDIY(Do It Yourself)が浸透しています。休日を利用して壁にペンキを塗ったり、大工工事をしたり、居住している家に実際に手を加えることが当たり前になっています。歴史的にみてもその習慣こそが家に愛着を持ちつづけ、やがては家を資産価値として評価される土壌を作り上げたのだと思います。
 戦前の日本でも関西に「家作」と呼ばれた賃貸用木造長屋が多数あり、居住者が襖や畳などを借りることができる住宅部品のレンタルショップが存在していたと聞きます。実際に生活者の暮らしにあった住宅部品の供給体制そのものが、ビジネスとして成り立っていた証だと思います。
 しかし、持ち家率を奇跡的に飛躍させた戦後の住宅政策の成功の陰で、供給者は家を創るものから必然的にできてしまうものに変えてしまったのです。その結果、10万種類にも及ぶと言われている住宅部品を合理化・効率化により減らし、統一化を図ることで大量供給を実質的に促そうとしました。一方で建材メーカーはシステム化・複合化を大号令して、高機能・多機能な製品を数多く生み出してゆきました。ところが、システム化・複合化と謳いながらメーカー間の部品の共有化や互換性は全く欠落されたまま、それぞれのメーカーのシェア拡大と市場競争力のみに偏向していったのです。それはまさに生活者を置き去りにして、歪んだ高付加価値に加速していったかのようです。
 便利なのにすぐ消耗してしまうより、愛着があって人と時の経過のかかわりの中で、存在感を醸し出す住宅部品。さらに多少手間が掛かってもアッセンブルして造り込む価値。そこにはDIYを超越してAIY(Assemble It Yourself)という発想があっても良いのではないでしょうか。
 システム化・複合化の陰で決して陽が当たらない部品。「ekrea」のコンセプトにはそんな部品の原点と思想が詰まっています・・・。

                                                                         2005.07.15
 
 

ekrea column vol.01

 不況とはいえわが国では、毎年100万戸を超える住宅が供給されています。そして供給される「ハコ」に「住まい手」が居住し、家族の絆を育むのです。その中でどれだけ「住まい手」が現状の住宅に満足感を抱いているのでしょうか。私共の本業は住宅の「つくり手」です。日々の仕事を通じ「住まい手」と接しながら危惧するのは、本来「家づくり」の原点は「住まい手」の意思を直接反映し「つくる」ことにあるはずですが、何か得体の知れない仕組みの中で必然的に「できる」ものになってしまっているという現実です。世の中にはプロでさえ選択に時間を要する住宅部品の製品と情報が溢れていますが、それらのすべてがわが国独自の商流を通して「住まい手」に供給されています。当然その過程で製造・流通の仕組みから意図的に作られるブラックボックスも存在していると思います。
 例えばキッチンの歴史を見ても、昭和初期の「人研ぎの流し台」から始まり、昭和30年代に登場したステンレス流し台やガス瞬間湯沸器にみる単機能製品・電化時代の幕開け、昭和40年代に入ると複合化製品ユニット化時代。そして昭和50年代からはシステムキッチンの流行に見られるように何でもシステム化の時代の到来です。さらに昭和60年代に入る頃には、商品のユニット化・システム化も限界に近づき、さらなる付加価値を模索し始めました。折からこの時期に到来したバブル経済が相乗効果となり、消費者を置き去りにして歪んだ高付加価値が加速したように思えます。
 このような歴史的な背景の中で、質の追求より量を捌くことでコストパフォーマンス向上を狙った供給者は商品の規格・モジュールを必要条件として捉え、高機能・多機能化にのみ市場競争力を見出そうとしました。
 複合化、システム化の陰で、決して陽の当たらない部品。「ekrea」のコンセプトにはそんな部品の原点と思想が詰まっています・・・。
 語源は住宅部品の先進国であるドイツの「Element(部品)」と「Kreation(創造)」の造語です。部品を創造すること、つまりElement−Kreationがその意味と私たちの思いです。
                                                                          2003.11.01