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キッチンおやじのコラム COLUMN

キッチンおやじのコラム 2008.1.15/VOL.45

こんにちは。「キッチンおやじ」こと岡本憲明です。

 昨年は私のコラムにお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
 さて、私事ですが、10年ほど住んでおりました自宅が自分なりに満足のいかない建物だったので、リフォームも考えたのですが、思い切って処分して自分で満足のいく“終の棲家”を建てようと決心致しました!運良く売却できましたので、仮住まいへの引越しの準備やら片付けやらで慌しく、その上、年末には体調を崩して、初めて会社を長期に休むという、散々な一年で終わりました・・・。
 そんなこんなで、なかなかコラムを書く時間がとれなくて、前回分から更新が大幅に遅れまして、申し訳ございませんでした。「コラムを早く書かなければ!」と日々気にしながら過ごしているのですが、毎回コラムの冒頭が言い訳で始まり、心苦しく思っております。ごめんなさい。

 さて、前回の予告では「キッチンおやじ版“before-after”」の具体例をお話することになっておりましたが、せっかく貴重な体験を致しましたので、先に、
自宅売却 → 仮住まい探し → 引越し →約2ヶ月の仮住まい生活
について、体験し感じたことをお話していくことに致します。
A.自宅売却

 家族のコンセンサスを取り、知り合いの不動産業者に売却の話を依頼したのが今年の5月の連休明けでした。それから販売用のデータ作成をしてもらい、不動産売買のネットワークに出たのが6月上旬。
 昨年あたりから不動産市場が動き出してきているのか、1週間後の休日には早速物件を見たいというかたが現われ、地の利(台東区根岸)が良いわけでもないのに、と正直驚きました。ただ、結果的には土地柄、道路幅が狭いため、大型車が入らないということで、お話は進みませんでした。
 それから7月末くらいまで、平均すると隔週のペースで5組ほどのかたが来られましたが、なかなか決まらなかったです。8月あたりから急にトーンダウンし、このままだとダメかなぁと思うようになりました。不動産業者には「まだ問合せがありますので、季節柄もあるし、焦らないで下さい。」と言われ、「なるようにしかならない!」と自分に言い聞かせました。
 9月半ばも過ぎ、前回お話しました「京都出張中の事件(救急車初体験!)」があり、かえって良かったのかなぁとも思いました。その後、体調も良くなり、10月に入って久々に物件を見に来られたかたがいました。
 実はこのかたに最終的に購入して頂くことになりました。自宅から徒歩10分のところにお住まいの地元のかたで、まだ30歳台前半のご夫婦に生後6ヵ月のお子様ひとりの3人家族で、ご夫婦とも実直なかたで、本音を申しますと「良かった」と思います。

 多少の値段交渉も入り、金額も折り合い、買主様から不動産業者へ購入の申込みが入りました。その後、10月末に売買契約を済ませ、12月10日に最終の残金決済・物件の引渡しを行ない、一連の自宅売却が完了しました。
 今回の売却を通じて、住宅、とりわけ中古分譲住宅は簡単に売れるものではないと実感しました。今回も売りに出して決着するまで約半年かかりましたが、まだ比較的早く売却できた方なのかなぁと思います。たまたま地元の物件を探していたかたがいて、物件もまだ10年程度で比較的新しかったということがうまく噛み合って売却でき、本当にラッキーだったと思います。

 そんな中で、売買の流れ、契約締結・決済引渡し、段階毎の必要書類他、売却までの費用等、それぞれのポイントについてずいぶん勉強させてもらいました。これからそのひとつひとつについて、私なりの見解を述べていきたいと思います。
 まずは「売買の流れ」についてお話しましょう。
A−1.売買の流れ
(1) 大手不動産ネットワークに登録している不動産会社に依頼すること。
問合せの情報量が多いのと、売買価格の設定が妥当なところを出してもらえます。
(2) 自分が住んできた家といえども、売る商品であるという認識に立って、事前に掃除や片付けをし、見に来られたかたに好印象を持ってもらえるよう心掛けること。必要以上に売り込まず、質問されたことに正直に答えてあげるとか、建物の特徴以外にも周辺の環境について話してあげるとか・・・。
コミュニケーションが図れ、安心してもらえます。特に、女性同士の話が効果的だと思います。
(私の妻が話しているのを横で聞いていて「うまいなぁ」と関心しました。)
(3) お見合いみたいなものなので、売れなくても一喜一憂せず、焦らないこと。
(4) 交渉事なので、安易に値引きに応じないこと。次のステップのための予算計画もあるので、安易に応じると自分の首を締める結果になります。決して売り急がないこと。ただ、リーズナブルな値引き要請は柔軟に対応しないと売れません。今回は内装リニューアル(壁紙の張替え等)はしなくて良いとのことだったので、それに見合う金額はディスカウントしました。
 次回はこの続きで、契約締結から決済・引渡し、必要書類や費用について、お話を進めていきましょう。どうぞお楽しみに!
「キッチンおやじ」こと 岡本 憲明