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キッチンおやじのコラム 2007.3.9/VOL.31
こんにちは。「キッチンおやじ」こと岡本憲明です。
3月に入り、暖かい日が増えました。暖冬で東京は雪も降らずじまいでしたから、今年は桜の開花も早そうです。ekreaキッチンショールームの前は桜並木なので、もうすぐ一年で一番美しい季節を迎えます。待ち遠しいですね。
皆様もぜひお散歩がてらショールームにご見学にいらして下さい。
さて、今年1月よりキッチンのプランニングにおいて考慮すべきポイントについて連載しておりますが、ポイントの項目をもう一度おさらいしましょう。
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| 1.安全性 : |
火災対策上・防災対策上の事柄、その他法令遵守上の内容等。 |
| 2.衛生面 : |
換気、排気、ゴミ・臭気対策等。 |
| 3.作業性 : |
レイアウト・動線計画等。 |
| 4.機能性 : |
設備機器の選択、収納計画等。 |
| 5.意匠性 : |
素材、色、面材割付等 |
このうち、安全性について前回までに説明させて頂いておりますので、本日は2番目の「衛生面」についてお話しましょう。
衛生面では、適切な空気の流れと水の流れが確保できているかが大切です。言い換えれば、適切な排気と排水が計画されているかどうかです。この点については、以前のコラムでも触れましたので、今回はポイントを以下のとおりまとめてみました。
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I.排気
換気機器の正しい設定を行なうこと。最近のキッチンは大半がオープン型になっており、正しい換気が行なわれていない場合、その影響がキッチン空間にとどまらず、家全体の空間にも及んでしまい、最終的には建物全体の寿命にも影響します。
したがって、正しい換気計画が必要になります。その中で、換気機器の選択が大きなウエイトを占めます。
レンジフードの意匠も大切なのですが、使用する加熱調理機器の燃焼量、設置場所の条件に基づき必要風量・必要静圧を計算し、機器の性能曲線(PQ曲線)から機種選定を行ないます。
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| ※必要風量: |
加熱機器の燃焼量のデータを使い、建築基準法の算出法により換気量が計算できます。 |
| ※必要静圧: |
空気が流れる時の抵抗値(圧力損失)である。排気ダクトの経路・長さ、排気カバーの特性等から計算できます。 |
II.排水
排水に関してはキッチン空間に限ったことではないのですが、排水がよどみなく流れ、かつそこから発生するいやな臭気が出ないよう計画する必要があります。特にリフォームでキッチンの位置を変える場合など、適切な排水勾配(1/50以上)を確保します。また、適切な封水(トラップ)が取られているかチェックします。
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なお、加熱調理機器がIHクッキングヒーターの場合、空気を燃焼させないので水蒸気・煙など上昇気流が起きにくく、拡散しやすいので、IHクッキングヒーター専用のレンジフードの使用をおすすめします。
以上、衛生面についてのポイントをお話しましたが、お分かり頂けましたでしょうか?次回はポイントの3つ目「作業性」以降についてお話していきます。お楽しみに。
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「キッチンおやじ」こと 岡本 憲明
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