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キッチンおやじのコラム COLUMN

キッチンおやじのコラム 2006.8.10/VOL.18

こんにちは。「キッチンおやじ」こと岡本憲明です。
 夏の高校野球も始まり、いよいよ真夏の暑さも本格的になってまいりました。
 弊社も明後日から5日ほど夏休みを頂くのですが、私はその間もコラムの執筆活動にいそしむことになりそうです・・・。
 さて、前回までキャビネットの扉材についてお話しましたので、今回は「器としての箱」であるBOXについてお話しましょう。
BOX(器としての箱)
 BOXは下図のように、天板・地板・側板・背板・棚板・蝶番(引出しの時はレール)・取手などから構成されます。材質はベタ芯系のものとフラッシュ構造のものと、大きくは2つに分けられます。
i)ベタ芯系
 パーチクルボードやMDF(中質繊維板)に、低圧メラミンシートやオレフィンシート等の化粧シートを予めボード材料工場で貼ったもの(一般的に1200×2400とか2400×2400の大板)を、家具工場で必要寸法にカットして組立てます。ただ、この材質を使えるのは、それなりの規模と設備を持っている工場に限定されます。
 組立て方も下記のとおりダボ構造と樹脂インジェクション構造があります。樹脂インジェクション構造もかなりの設備が要りますので、大手のキッチンメーカーあたりに限られています。

ii) フラッシュ構造
 BOXの各部のサイズに合わせて、t15前後の合板や羽柄材で日の字や田の字に芯材を組み、その両面にポリエステル化粧合板や塗装合板をプレス接着し、見掛の木口に化粧テープを貼って、パネルを仕上げます。
 それらのパネルをダボ構造で組立てて、BOXを作ります。
iii) 蝶番等の金物類
 これについては、次回以降、金物のところでお話します。
 以上、キッチンの器になるキャビネットについてお話しましたが、お分かり頂けましたでしょうか?
 次回のテーマは金物についてです。幅が広いので区分けをどうしようかと思案中です・・・。それではお楽しみに。
「キッチンおやじ」こと 岡本 憲明