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キッチンおやじのコラム COLUMN

キッチンおやじのコラム 2006.6.23/VOL.15

こんにちは。「キッチンおやじ」こと岡本憲明です。
 東京は梅雨特有のすっきりしない毎日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?
 さて、前回まで、種々キッチンカウンターについてお話しましたが、お分かり頂けましたでしょうか?今回はキッチンの構成要素で「収納」という大切な機能を備えた、器であるキャビネットについて取り上げましょう。
 キャビネットはいわゆる箱状の形態をとった器で、基本的には扉とBOXで構成され、それに開扉の時は蝶番、引出しの時はレールといった金物類が加わったものです。キッチンの場合、キャビネットも高さ位置でフロアーキャビネット、ウォールキャビネット、トールキャビネットという呼び名でJIS規格で分類されています。
1.フロアーキャビネット
 言葉通り床面に設置されるもので、高さ方向でワークトップ(作業台)より下にくるものを言います。人によってはシステムキッチンの出始めの頃の名残でベースキャビネットという方もいらっしゃいます。床に台輪を置き、その上にBOXを載せた構造か、台輪と一体化した構造になっています。

 奥行寸法は一般的にキッチンワークスペースとして600〜650mm、食器収納スペースとして400〜450mmです。 形態・機能面から、シンク用・ビルトインクックトップ用・コーナー用・スライド○○ラック・○段引出し・開き戸・○段引出し+開き戸・スライド棚付開き戸・・・という名称で呼ばれたりします。
2.ウォールキャビネット
 言葉通り壁面に取り付けられるもので、いわゆる吊戸棚です。また、床面からキャビネットを積み上げて食器棚にするような場合、中間に来るキャビネットをミドルキャビネットということもあります。ただし、高さ別にショートキャビネット・ミドルキャビネット・ロングキャビネットと言う場合もあります。奥行寸法は350〜450mmを採用するケースが多いです。まれに意匠的にフロアーキャビネットと奥行を合せ、600〜650mmにするようなケースもあります。形態・機能面から、コーナー用・水切り用・家電収納用・開き戸・・・という名称で呼ばれたりします。
3.トールキャビネット
 床面からウォールキャビネット下端までの背丈の高いキャビネットです。食品収納庫、ウォールオーブン等の機器をビルトインするキャビネット、掃除用具を入れるユーティリティー用キャビネットが上げられます。奥行は用途にもよりますが、他のキャビネットの奥行に合わせ、350・450・600mmが多いと思います。間口寸法は300〜900mm位とかなり巾がありますが、これも用途によって決めます。


 以上、キャビネットの分類についてお話して参りましたが、お分かり頂けましたでしょうか?
 次回はキャビネットの扉・BOX等、木製部材の材質などについて取り上げましょう。お楽しみに。
「キッチンおやじ」こと 岡本 憲明